治療中などに質問に答えることがありますが、患者さんが良く聞かれるのが
「何をしたら(食べたら)体に良いですか?」
この質問です。
これって実は人によって、もっと言えば同じ人であっても体の状況が変わると変わります。
更に「これだけやればOK」と言った簡単な問題でもありません。
人の体も世の中も「木・火・土・金・水」の五行と言われる性質から成り立っています。
つまり世の中の食べ物、行動全てがこの「木・火・土・金・水」の性質を持っています。
この5つの性質がバランス良くある状態が健康な状態です。
もちろん体の弱っている部分を補うような食事もありますが、その部分をなかなか個人の判断でするのは困難です。
他の方が仮にお肉ばかりを食べて長生き出来たとしても、同じことを他の方がしても同じ結果にはなりません。
しかし、人は自分に都合の良いことは簡単に信じようとします。
あの人が大丈夫だったので自分も大丈夫だろう。
その比較をしている人があなたと
同じ身長、同じ体重、見た目が同じで、仕事も同じ、親も同じ、つまり双子などでも全く同じ人間は存在しません。
双子だと同じタイミングで体調を崩しますか?
つまりそういうことです。
そう言ってしまうと何をしたら良いかわからなくなってしまうかも知れません。
タイトルにあるように要はバランスが大切なのです。
健康的な食事を摂ることは良いことですが、そこで大きなストレスを感じるなら
健康的とは言えない食事でもストレスを発散することができるのであれば
それは必要なことです。
何事もバランス良く、食事も運動も趣味も。
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