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自分の体を知ってください①食事の必要性について

更新日:2018年11月8日

今日は自分の体を知る方法、食事や睡眠や便通などのお話です。


厳密に言えば人の体はそれぞれ違いますので、何が正しくて何が悪いなどとは判断出来ないのかも知れません。

しかし、それを言ってしまえば病気になることを防ぐことも、病気になってから治すことも出来ないことになってしまいませんか?

そこで一定の基準が必要になってきます。

今回はそんなお話です。


では、食事から説明していきますね。


まず、前提として食事はなぜ必要なのかというところから説明します。


食事はどうして摂らないといけないのでしょうか?


食事をする目的としてはいくつか考えられます。

①体を維持、成長させるために必要な栄養を摂るため

②人間の三大欲である食欲(満腹感やおいしい物を食べたい欲求)を満たすため

③厳密に言うと①と重複しますが、その日の活動するエネルギーを得るため


食事で話題に上がるのが、「一日に何食食べるのが良いのですか?」と言った話題です。

これは何に基準を置くかで答えは変わってきます。


ダイエットをしたいのか

胃腸の負担を減らしたいのか

一日の仕事の活力、エネルギーを摂取したいのか(主に肉体労働の方や頭を使う仕事の方など)


色々な目的があり、そのために様々な答えが生まれます。


ダイエットを行うのであれば、簡単に考えると体に取りこむ食事のカロリー(エネルギー)よりも日常で消費する生活で使われるエネルギーが上回れば、体に蓄えてある脂肪(皮下脂肪や内臓脂肪)を減らすことが出来ます。


しかし、食事を制限してのダイエットは健康を阻害します。

なぜ健康を阻害するのか?

それは、食事の制限をすることで日常生活のエネルギーが不足するために活動力が低下している、つまり筋肉などを使って体を動かすエネルギーが不足する事態を招きます。

それでも体重が減るのであれば良いと思われるかも知れませんが、ちょっと待ってください。


筋肉を使わないということは筋力の低下を引き起こします。

筋肉が減ると何が問題になるのでしょうか?

筋肉の働きは次に上げる項目になります。

①体を動かす

②姿勢を維持する

③骨や内臓を守る

④血液循環などを助ける

⑤体力の維持

⑥体の熱を作る


以上のこれらの働きがある筋肉を無視してでも食事制限だけでダイエットをする必要ありますか?


まだ在ります。

同じく食事を制限すると体の中の大きな働きが阻害されます。

頭を使うことは大きなカロリーを使います。

目を使うことも大きなカロリーを使います。


それらのことを完全に無視してダイエットをすることは何の意味があるのでしょうか?


ダイエットを目的とした場合に、食事制限だけで痩せようとすると大きな問題があることは、少し理解してもらえましたか?


今日は食事の触りだけになってしまいましたが、何を目的にするかで物事の考え方が変わってくる。

何を基準に置くかで答えが変わってくることを知って頂きたいです。


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